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今年の内輪の忘年会。
仕切らせてもらって、中野の蔡菜食堂で行った。 大好きなお店。 ここと荻窪の潮州があって、中央線中華は万々歳だと思う。 食べ物の予算が3500円。 普段からリーズナブルなお店だけど、11人だったから本当にいろいろ出してくれた。 上海の家庭料理と、ご主人が来日してから働いた「バードランド」で覚えた鳥の扱い、特にレバーのパテが最高で。 自分的に悔しかったのは、 最初の名物のスペアリブと、こちらの自慢のポテトサラダを撮れなかったこと。 美味しいから出てきてすぐに食べてしまったのだった。 でもすべてが外れなく美味しかった。 最初のスペアリブは、絡んだソースが濃厚で香ばしいぐらいだから食欲が増大されて。 ポテトサラダのほんの少しのカレー風味がまたイケるのだ。 そして、一人に一皿のザーサイ。 爽やかでそれでいて後を引く大好きなザーサイ。 自慢のレバーのパテ。 これがまぁ、濃厚でウマい。パンにつけるとサイコーで。 茹で鶏。 しっかり味がしみ込んで、肉が柔らかくて旨味たっぷり。 そして、クワイの素揚げ。 この揚げ加減と塩味がまた口直しにもさっぱり。 ピーナツと海苔の揚げ物。 これは、青島ビールには絶妙に合うのだろうな、と思う塩味。下戸でもわかる気が利いてる具合。 エビと黄ニラの炒め。 エビがぷりぷりで黄ニラが味が深くて、いい。 セロリとイカの炒め。 モンゴイカだろうか。塩加減がいいのですよ。 アワビとシイタケの醤油煮。 自分的にこの料理はシイタケを味わうためのもののように感じる。 戻しアワビはホッカイドー出身者にとっては、あまり感心しないもの。 でも、味がしみ込んだシイタケが肉厚で素晴らしかった。 一口餃子。 外はパリパリ。中はもちもち。 ブロッコリーのカレー風味炒め。 これが素晴らしかった。 ちょっと濃いめの味付けが続いていたから、新鮮で。 火の入り方も絶妙なブロッコリーを、コリコリ小気味いい音をさせながら、むさぼり食べる。 青菜の炒め。 さっぱり! レバニラ炒め。 本日の自分的ハイライト。レバもニラもあんなに自然に炒められたことで美味しくなるんだ、甘くなるんだ、という驚き。 いままで食べたレバニラの中で一番かもしれない。 上海焼きそば。 実はここまででもう満腹だったのに、つるり、と入ってしまった。 美味の楽しさ、怖ろしさが両方あるのだろうな、と思った夜だった。
by TOMOiwsk
| 2011-12-22 22:26
| 美味なる時間
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