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我が家では結婚祝いと、カミさんの誕生日には、まだ行ったことがないお店にチャレンジする、というのが定番。 で、今回、カミさんの誕生日祝いに、銀座のエスキスさんへお邪魔した。 ビルの入口からゴージャス感があって。 シェフのセンスや心遣いがわかるテーブルが楽しい。 メニューは、フィンガーフードからスタート。 フォアグラのテリーヌとキヌサヤを洋ナシのスライスで巻いたもの。 フォアグラの濃厚さと洋ナシのシャキシャキの対比が面白かった。 栗のフラン。 洋風の茶碗蒸し的な、という説明があったが、焼き栗 ウニ 百合根という素材が栗のフランとヨーグルトソースで絡まっている。 クリクク的な濃厚さより、複雑な味が幾層にも感じられ、感心。 次がまた黒を基調にした面白い皿。 腐葉土をイメージしたという。 レンコンとほうれんそうのソースにマッシュルームのサブレやメインの2種の茸が盛られている。 この茸が実に美味しくて。レンコンのスライスの食感と茸の食感の変化。なにより、その味の深さに驚く。 白子。 下に敷いたキャベツや麦がアクセントになっている。 塩加減と火の通りがが絶妙。 ねっとりした白子だけでも美味しいのに、 黒ニンニクと黒カルダモンの粒やパセリで次々と味が変化していくのに唸る。 魚は、金目鯛。 この焼き加減、塩加減も神。 素材だけでも、ゆず塩だけでもしっかり脂が乗って美味しいのに、そこにスモークした貝のソースが加わると…もう、夢中になってしまった。 この貝のソース、実に実に美味しくて、ご飯に乗せたいぐらい。パンで一滴残らず拭ってしまった。 メインの肉は、エゾ鹿のロースト。 これがまた素晴らしかった。 ブルーベリーとハイビスカスのパウダーを鹿肉に纏わせたまま、低温ローストしたという。 火の入り具合、味の凝縮度、そして風味。 今まで食べた鹿の中で一番美味しかった、と言いたいぐらい。 びっくりした自分の顔をカミさんに撮られる。 とことん堪能した。 デザート、1品目が、小さなマロンのクレープ。 色の配置がステキで美味しい。 メインのデザート。 まるで絵画のような色と味! 最期のお茶うけに至るまで、堪能しました。 カミさんも喜んでくれて、よかったよかった。 #
by TOMOiwsk
| 2015-12-05 22:23
| 美味なる時間
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