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雨の土曜日。
風も強く、外出から帰ってきて、これからあまり動きたくないなあ、というときに、TVの香港特集を見てしまった。 特に美味しそうな香港のエビチリを見て、がぜん、我が家の二人の頭の中は中華に。 そういうとき、ひたすら有難い存在なのが、荻窪の中華「潮州」。 元々、南阿佐ヶ谷にあった頃からのファンだけど、荻窪に越してきてくれてからというもの、いざ、というときにも、「美味い物が食べたい~」とだけ思っていても、潮州に行けば、確実に美味しいものを食べさせてくれる!という安心感があるのです。 同じようなことは、荻窪のビストロ 天下井(あまがい)でも言えるのだけど、それはまた別の話。 で、我々は、2人してポテポテ歩いて荻窪の南口まで行ったわけさ。 土曜だから、潮州さん、混んでいたんだが、そこは抜かりなく、予約して行った♪ そのときの我々といえば、お口は相当中華のおなかが空いていたのだけれど、実際は、昼食が遅くて、あまりお腹が減っていない状態だった。 で、選択に迷いに迷って、まずはこれで、と頼んだのが次のメニュー。 皮蛋豆腐 潮州焼き餃子 豚ロース肉と新蓮根の黒胡椒炒め 海老の潮州チリソース トマトと卵の炒め物 まず、皮蛋豆腐。 潮州のは、トマトが効果的にあって彩りだけでなく、味にも一工夫ある。 そしてザーサイのみじん切りが隠し味になっていて…まことにケッコー。 そして、潮州焼き餃子。 定番中の定番だけど、ほんとうに軽くて、香ばしくて何個でも行けちゃう美味しさ。 で、今日の白眉だったのが、豚ロース肉と新蓮根の黒胡椒炒め。 蓮根がコリコリしていながらきちんと味がしみて火が通ってる。 こいつがセロリやらパプリカやらと一緒に豚肉にからまると…ダシと塩の加減が絶妙で、とろりとしたあんがまた素敵で…夢中ですよ。ええ。 続いていは、海老の潮州チリソース。 要するにエビチリなんだが、潮州のこいつは一味違う。 海老が大きくてブリブリに新鮮であるのはもちろんのこと、まず容器のようになってるのがパリパリの皮。これが香ばしくて、エビのチリソースをよく吸うのだ。 このパリパリの皮と、多めのレタスと海老を食べると…もうそこは天国です。 トマトと卵の炒め物。 トマトの味がじつによくてねぇ。。青さというより熟成と酸味が程よくて。。 もう、この時点でお腹がいっぱいだった。 ご飯もの(絶品のご飯パラパラレタスチャーハン)や麺までいきたかったが、それはまた別の機会に、ということで無理無理自分たちを納得させた。 けれど、甘いものは別腹♪ということで今日のデザートを頼むことに。 栗のムースと杏仁豆腐。 杏仁豆腐がほろほろ、つるり、と美味しいのはもちろんとして、この栗のムースがヤバかった。 濃厚な栗のペーストがムース状になったようなもので、まぁ、甘くて奥が深くて美味しいこと。 喉に引っかかるほどの濃厚さと甘さがクセになるほど美味しかった。 こうやってばっちり食べても、値段はそれなり。 やっぱ、潮州は、我が家を裏切らない!(笑
by TOMOiwsk
| 2011-10-15 20:28
| 美味なる時間
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